歌麿・雪月花を立体の絵に 栃木の佐藤さんが船待合所に展示

 【栃木】神田町、佐藤守男(さとうもりお)さん(71)は、江戸時代の浮世絵師喜多川歌麿(きたがわうたまろ)の肉筆画の大作3部作「雪月花」を立体の絵にした作品を制作。28日に始まる恒例の「歌麿まつり」に先立ち、NPO法人蔵の街遊覧船が運営する倭(やまと)町の遊覧船待合所の一角に展示している。

 佐藤さんは、定年退職後の趣味として竹の貼り絵を制作していた。「変化のある作品を作りたい」と、市ゆかりの歌麿の「雪月花」を立体の絵にすることを思い立ち、5、6年前から制作。2年半前に完成した。

 立体の絵は「深川の雪」(幅1メートル、高さ58センチ、奥行き15センチ)、「品川の月」(幅1メートル5センチ、高さ50センチ、奥行き7センチ)、「吉原の花」(幅97センチ、高さ74センチ、奥行き13センチ)。人物や室内の柱、ふすまといった一つ一つのパーツを、厚さ3ミリの木を切って着色したり顔を描いたりして作った。