城鍬舞を児童らが奉納 大田原、上石上に伝わる民俗芸能

 【大田原】上石上地区に伝わる県指定無形民俗文化財「城鍬舞(しろくわまい)」がこのほど、上石上温泉神社の例大祭で奉納され、児童らが舞を披露した。

 大田原城築城に動員された農民をねぎらう祝宴の場として、上石上の農民藤兵衛(とうべえ)が披露した即興の舞が起源とされる。この日は、地元有志でつくる保存会(片岡正一(かたおかしょういち)会長)のメンバー5人と石上小の1~6年生12人が参加。笛や太鼓に合わせ、藤兵衛役の「うちわとり」がひょうきんに舞った。化粧した早乙女姿の児童らも、鉄の棒でくわを軽快に鳴らして盛り上げた。