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稜線にたたずむブナの木=4日午前10時5分、日光市足尾町

 栃木県日光市足尾町の中倉山(1530メートル)頂上近くにある1本のブナが紅葉し、足尾の山々に深まる秋の訪れを告げている。

 周辺の松木渓谷は足尾銅山の煙害などで木々が消失したという。ブナは渓谷を見下ろす中倉山の稜線(りょうせん)にたたずみ、樹齢は100年以上と推定され「孤高のブナ」とも呼ばれている。

 山頂付近には銅(あかがね)親水公園から川沿いに歩いた登山道入り口から2時間ほどで到着する。4日も数組の登山客が訪れ、晴れ渡った秋空とブナの葉が織りなす景観を写真に収めるなどしていた。

 日光市観光協会によると、足尾地区の紅葉は銀山平公園やわたらせ渓谷鉄道沿いで見頃を迎えており、天候次第であと1週間ほど楽しめるという。