男子3区で区間賞を獲得し、優勝に貢献した那須拓陽の松本=カンセキスタジアムとちぎ

 男子第74回、女子第36回栃木県高校駅伝競走大会は3日、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎ(男子7区間42キロ、女子5区間21キロ)で行われ、男子は那須拓陽が2時間10分12秒で4年連続12度目の優勝。女子は宇都宮文星女が1時間14分1秒で2年連続4度目の頂点に輝いた。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3年連続でトラック開催。たすきはつながず、オープン参加も含め男子18、女子9チームが区間別にレースを行い合計タイムで優勝を争った。

 男子の那須拓陽は2、6、7区を除く計4区間で区間賞を獲得。最長10キロの1区手塚太一(てつかたいち)が2位に37秒差をつけると、3区松本海音(まつもとかいと)、4区藤田(ふじた)アトム、5区岡田楓真(おかだふうま)が3連続区間賞を奪い、2位の佐野日大に1分31秒差を付けた。3位には文星芸大付が食い込んだ。

■3区松本で勝負決める

 終盤の猛スパートに観客席がどよめいた。男子3区(8キロ)の争い。那須拓陽の3年生松本海音(まつもとかいと)がライバルを大きく離す走りで同校初の4連覇をぐっと手繰り寄せた。「作戦通りで最高の走りができた」。松本はクールな表情で振り返った。