無投票で4選を決め、花束を手にする入野氏(左)=2日午後5時15分、市貝町市塙

 任期満了に伴う市貝町長選は2日告示され、無所属で現職の入野正明(いりのまさあき)氏(61)のほかに立候補者はなく、入野氏が前回に続く無投票で4選を決めた。町長選が2回連続で無投票となったのは16年ぶり2回目。

 同日午後5時すぎ、同町市塙(いちはな)の選挙事務所に無投票当選の一報が伝わると、集まった支持者から拍手が湧き起こった。当選を祝う選挙報告会には約50人が集まり、入野氏の4選を祝った。

 支持者から花束を受け取った入野氏は「不戦勝という報告で複雑な思い。公約を届けられずに終わり喜びは少ない」と神妙な表情。そして「今後4年間は私の実力が問われる。命懸けで町政推進に取り組む」と4期目に臨む決意を語った。

 入野氏は6月に4選に向け立候補を表明。ソフト事業を中心に「サシバの里」の地域ブランド化、「自治自尊のまち」づくり、地域包括ケアシステム構築などを政策の柱に掲げている。

 具体的には「サシバの里推進室」の設置、地域の自治組織「地区懇談会」形成支援、杉山保育所に替わる複合施設建設、低年金生活者への光熱費相当分支給などの事業を挙げている。

 【入野正明氏の略歴】市貝町長3期。同町議を経て2009年11月、町長選で初当選。早稲田大大学院卒。同町赤羽。