議員活動への意欲を語る五十嵐氏=1日午後、鹿沼市栄町3丁目

初当選した心境などを語る藤岡氏=1日午後、小山市駅南町1丁目

議員活動への意欲を語る五十嵐氏=1日午後、鹿沼市栄町3丁目 初当選した心境などを語る藤岡氏=1日午後、小山市駅南町1丁目

 衆院選投開票日から一夜明けた1日、激戦となった栃木2区と4区でそれぞれ比例復活し初当選を果たした自民党の五十嵐(いがらし)清(きよし)氏(51)と立憲民主党の藤岡隆雄(ふじおかたかお)氏(44)が記者会見した。選挙戦を振り返るとともに、当選の喜びと重責をかみしめた。

 五十嵐氏は同日午前9時から支持者を回り、当選を報告した。祝福のメールや電話が相次ぎ、かつて秘書として仕えた県連会長の茂木敏充(もてぎとしみつ)外相からは電話で「これから頑張ってくれ」と激励されたという。

 午後には鹿沼市内の選挙事務所で記者会見。国替えや公認争いなど選挙戦では不利な条件があったことから「(小選挙区で敗れ)責任を果たせなかった悔しさはあったが、今は比例で1議席もらえて良かったという気持ちに変わってきた」と心境を語った。

 国会議員としては「党公約に地元の課題や自分の考えを織り込めるように積極的に発言したい」と強調。今後は各地区に後援会組織をつくる考えで「国会を最優先にしつつ、地域活動全てに関わる覚悟で臨みたい」と力を込めた。

 藤岡氏は同日夕、小山市内の選挙事務所で記者会見した。「大切な国会の議席を預からせてもらえることになった。身の引き締まる思いだ」と述べた。

 当選した自民前職の佐藤勉(さとうつとむ)氏(69)とは4820票差。惜敗率95.7%の僅差だった。「(相手の)組織力をまざまざと感じた。まだまだ歩き足りなかった」と敗因を分析。その上で「小山から国会に通う。徹底して地元に寄り添いながら、国のために仕事をしたい」と抱負を語った。

 前の晩から一睡もせずに、この日午前6時からJR小山駅前でつじ立ちした。その合間、小学校4年生の娘に電話をしたという。前回落選時には「次は必ず勝ってね」という手紙をもらっていた。「約束は半分ぐらい果たせたかな」と話し、マスク焼けした顔をほころばせた。