告訴状を提出するため真岡署に入る代理人の弁護士=1日午後、真岡市荒町

 約9340万円に上る真岡市土地改良区(真岡市田町、細島曻(ほそしまのぼる)理事長)の使途不明金問題で、改良区側の代理人を務める弁護士は1日、経理担当だった元職員女性(73)が不明金の一部を着服したとして、業務上横領容疑で真岡署に告訴状を提出した。同署は今後内容を精査し、受理するかどうか判断する。6月の問題表面化後、刑事訴追に向けた動きが本格化する。

 複数の関係者によると、元職員は在職中の2015~19年、市内の金融機関で、同改良区の普通預金口座から数十万円~数百万円の払い戻しを約20回繰り返し、着服したとされる。