敗戦の弁を述べる渡辺典喜氏=31日午後8時45分、宇都宮市江曽島町

比例復活を逃し、支持者に頭を下げる柏倉祐司氏=1日午前0時55分、宇都宮市峰4丁目

敗戦の弁を述べる渡辺典喜氏=31日午後8時45分、宇都宮市江曽島町 比例復活を逃し、支持者に頭を下げる柏倉祐司氏=1日午前0時55分、宇都宮市峰4丁目

 立憲民主党新人渡辺典喜(わたなべのりよし)氏(38)は午後8時半すぎ、宇都宮市江曽島町の選挙事務所に姿を現し「皆さまの期待をいただきながら、結果を出せなかった。全て私自身の力不足と感じている」と深々と頭を下げた。その後、集まった約50人の支持者一人一人の席へ歩み寄り、言葉を交わした。

 県内で唯一、野党一本化が実現しなかった1区。野党第1党の看板を背負い、12期のベテラン自民候補を相手に「世代交代」を訴えたが、前回同様、他の野党候補とも票を奪い合う結果となった。選対委員長を務めた小池篤史(こいけあつし)県議は「票が割れただけではなく、組織としての運動量もカバーできなかった」と敗因を分析した。

 渡辺氏は「引き続き地域の皆さまの声を聞かせていただきながら、歩みを進めていきたい」と語り、支援の継続を求めた。

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 小選挙区、北関東比例代表ともに落選が確実となった1日午前1時ごろ、日本維新の会元職柏倉祐司(かしわくらゆうじ)氏(52)は宇都宮市峰4丁目の選挙事務所に姿を現し「死に物狂いで皆さんにやっていただいて得た票なので、結果は落選だが誇りに思う」と感謝し頭を下げた。

 2012年、2区でみんなの党から出馬し比例復活で初当選。1区に国替え後は民主党、希望の党で2度挑むも再選を果たせず、今回は維新で議席奪還を狙った。

 医師としての経験をアピールしながら「第三極」の姿勢を強調。後援会を中心に活動を展開するも支持は広がらなかった。

 今後について「時間を頂いて決めたい」と述べるにとどめた。