奨励賞の賞状や盾を手にする児童生徒ら

 【小山】長年にわたり蚕糸(さんし)と絹文化の継承に貢献したとして、絹義務教育学校が今月、蚕糸絹の研究開発や文化継承の活動を行う一般財団法人「大日本蚕糸会」から県内の学校で初めて「蚕を学ぶ奨励賞」を受けた。斎藤真樹(さいとうまさき)校長は「非常に価値のある賞を頂き感激。支えてくれる地域の方々に感謝したい」と話している。

 同賞は、10年以上、蚕糸や絹文化の学習を継続する全国の小学校などに贈られる。9回目の今年は同校と群馬県桐生市南小の2校が選ばれた。絹義務教育学校は地域と連携して養蚕と結城紬(つむぎ)の学習に長年取り組んでいる点が評価された。

 同校は小中一貫校で、4年前に絹地区の福良、梁、延島の3小学校と絹中が統合して開校した。養蚕に関する学習は、統合前の福良小が地元で盛んだった養蚕の技術や文化を継承しようと始めた「ふるさと学習」を継承している。