えんがお代表理事の浜野将行さん

 高齢者の孤立の予防と解消を目的に活動し、大学生ら若者も関わってくれています。障害者向けグループホームも運営していて、子どもも大人も若者も、障害の有無も関係なく皆が日常的に関われる地域づくりを進めています。

 仕事柄、社会をどう良くするか考える立場でもあり、投票には毎回行っています。投票先を考える時は、困っている人の声にその候補者が応えているかどうかを意識します。インターネットで本人の政策や考え方を調べ、話している姿を動画などで見て人柄の部分も大事にしています。

 いろいろな人が生きやすく、選択肢を持てる社会に近づくことが一番だと思っています。選択的夫婦別姓も、その選択肢がある分には誰も困らないですよね。皆が生きやすい社会構造を考えて、今のシステムがそれに合っていないのなら合わせる。そういう考え方でないと意味が無いし、それを考えるための政治ではないでしょうか。

 コロナ対策では、国の体質としてPDCA(計画、実行、評価、改善)サイクルが回っていないし、見えてこないと感じます。感染の第1、2波の時の何が駄目で第3波が来たのか。「こうだから次はこうします」という部分が見えてくれば、皆もっと協力的になると思います。その説明ができる政治であってほしい。

 若い人の投票率の低さが気になります。「1票を投じても何も変わらない」と思う人が100人いると変わらない。「それでも投票してみよう」と思う人が100人いると変わる。「1がないと100がないので、あなたがその1になりましょう」と伝えたいですね。

 1991年、矢板市生まれ。黒磯高、国際医療福祉大卒。作業療法士。2017年に大田原市で一般社団法人「えんがお」を設立、代表理事を務める。