公開討論会に出席した(左から)青木氏、柏倉氏、船田氏、渡辺氏=25日夜、宇都宮市内

 衆院選栃木1区の立候補者4人によるネット討論会が25日夜、宇都宮市内で開かれ、動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信された。4人は新型コロナウイルス対策などを巡り、それぞれの主張を展開した。

 宇都宮青年会議所(JC)主催。共産党新人青木弘(あおきひろし)氏(60)、日本維新の会元職柏倉祐司(かしわくらゆうじ)氏(52)、自民党前職船田元(ふなだはじめ)氏(67)、立憲民主党新人渡辺典喜(わたなべのりよし)氏(38)が出席した。

 これまでの政府の新型コロナ対策について、柏倉氏は「感染症のベッド(病床)が足りなかったのは、医療費削減のためにベッドを減らしてきたことに起因する」、渡辺氏は「ストップとアクセルのタイミングを間違えていた」、青木氏は「専門家の意見を聞かなかった」などと批判。船田氏は「ワクチン接種のスタートが諸外国に比べ2、3カ月遅れたことは反省している」と述べた。

 今後の対策として船田氏は「緊急事態宣言などの発令に関する都道府県知事の権限強化」、渡辺氏は「水際対策の徹底」、柏倉氏は「ワクチン開発や治療薬創薬への投資」、青木氏は「保健所や医療体制の強化」などを挙げた。

 コロナ禍の経済対策として、各種給付金や補償などの継続の必要性についてはほぼ一致したものの、消費減税を巡っては与野党で意見が分かれた。渡辺氏は「Go To キャンペーンよりも、消費減税の方がみんなが恩恵を受ける」、柏倉氏は「積極的な財政出動と金融緩和を前提に、時限的でも消費減税をするべきだ」、青木氏は「最低賃金を引き上げ消費税を引き下げれば、国民は買い物をする」などと主張。船田氏は「消費税は貴重な財源」として減税に反対した。

 討論会は30日まで、同JCのユーチューブチャンネルで公開する。