パラ大会で使われたマットでボッチャを楽しむ青木小の児童たち

パラ大会で使われたマットでボッチャを楽しむ青木小の児童たち

パラ大会で使われたマットでボッチャを楽しむ青木小の児童たち パラ大会で使われたマットでボッチャを楽しむ青木小の児童たち

 【那須塩原】今夏開催された東京パラリンピックのボッチャ会場(東京・有明体操競技場)で使用されたマットがこのほど、東京五輪・パラリンピック組織委員会から市に譲渡された。来年開催される全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」のボッチャ会場となっている市は、大会の啓発活動で活用する予定。19日には市内で青木小児童がマットを使ったボッチャ教室に臨んだ。

 市は2年前、同委員会から競技用具の譲渡先を募集するという連絡を受けて申請。今夏のパラ大会閉会後、幅約1・5メートル、長さ約15メートルのマット16枚を受け取った。4枚でボッチャコート1面分になる。パラ大会のボッチャでは、杉村英孝(すぎむらひでたか)選手が個人で金メダルを獲得するなど日本選手の活躍が光った。

 19日に開かれたボッチャ教室には同校4~6年生52人が参加した。コート2面で3対3のチーム戦を約1時間実施。児童たちは「ナイスボール!」「(相手の球を)弾いちゃえ」と声を掛け合いながら熱戦を繰り広げた。

 本格的なコートでプレーした6年熊谷瑛太(くまがいえいた)君(12)は「選手になった気持ち。すべすべしているので投げるのが難しかったけど、工夫して投げた」とうれしそうだった。

 市国体推進課の豊田聡(とよださとし)さんは「日本代表がメダルを取ったマットを前に、子どもたちの目も輝いていた。国体や競技のPR活動につながるはず」と期待した。市は今後、学校や一般向けのボッチャ体験会などでマットを活用していく予定。