展示会場で図録を手にする直井副主幹=22日午前、県庁昭和館

 県立文書館開館35周年を記念する企画展「栃木と疫病~人々はいかにして疫病に立ち向かってきたのか」が23日、県庁昭和館3階の展示室で始まる。江戸時代から昭和初期にかけて、天然痘やコレラなどの感染症にどう対峙(たいじ)したかが読み取れる収蔵史料49点などを展示している。

 企画展は「江戸時代の病疫と人々」「天然痘と種痘の実施」など4テーマ。江戸時代の史料からは民間療法やまじないで無病息災を祈った人々の姿がうかがえる。疱瘡(ほうそう)(天然痘)の神が病の流行を謝罪する文書「疱瘡神の誤証文」は患者の回復を願って作られた。