自転車ロードレースの国内王者を決める全日本選手権大会は22日、広島県三原市の広島県中央森林公園サイクリングロードで開幕し、男女の個人タイムトライアルを行った。男子エリートの部は、2年前の前回大会で初優勝した宇都宮ブリッツェンの増田成幸(ますだなりゆき)(38)が連続優勝を飾った。
レースは1周12キロのコースを3周する36キロのコースで争われた。増田は1周回目を出場選手の中で最速の16分33秒30で通過すると、その後もスピードは落ちることなく、最後は2位選手に47秒差をつける49分25秒40でゴール。圧勝で日本一の称号を手にした。
昨年の同大会は新型コロナウイルスの影響で中止となったため、2年ぶりの開催。今年も当初は6月に行われる予定だったが、開催地の広島県が緊急事態宣言を出したため延期になっていた。