ネット討論会で意見を交わす五十嵐氏(左)と福田氏=20日夜、日光市内

 衆院選栃木2区の立候補者2人によるネット討論会が20日夜、日光市今市の道の駅「日光街道ニコニコ本陣」で行われ、動画投稿サイトのユーチューブでライブ配信された。アフターコロナでの成長戦略や財政再建などについて論戦を展開した。

 日光、鹿沼、たかはらさくらの3青年会議所の共催。自民党新人五十嵐清(いがらしきよし)氏(51)と立憲民主党前職福田昭夫(ふくだあきお)氏(73)が出席した。

 新型コロナウイルスの感染収束後を見据えた成長戦略について、五十嵐氏は「成長と分配の好循環がこれからの経済政策には重要。分配をより強く意識していく必要がある」と強調した上で、「デジタル化をさらに進める。そして気候変動対策に資する脱炭素、水素社会の実現に懸命に取り組みながら国の成長につなげる」と主張した。

 福田氏は「1億総中流社会を復活させる」と切り出し、「アベノミクスは強い者をさらに強くしただけ。格差が拡大した」と批判。「国民の懐を温かくする政策に転換する。財源は富裕層と超大企業に応分の負担を求める。政府がしっかり税財源を確保して所得の再分配をする」と訴えた。

 財政再建では、五十嵐氏は「1番は成長戦略。経済活性化を柱にして内需も外需も新しい活路を見いだす。海外の成長力も取り込む」と説明。これに対して、福田氏は「経済も内需主導型でしっかり投資する。内需を拡大しないと経済は活性化しない」と述べた。