矢板市教委の学習用タブレット活用状況調査

 【矢板】学習用タブレットを使った授業について、中学生の9割が「分かりやすい」と捉えていることがこのほど、市教委の活用状況調査で分かった。市は昨年9月、国のGIGAスクール構想に伴い県内でいち早く1人1台の学習用端末を配備。約1年がたち、端末に慣れ親しんで学習する子どもたちの姿が浮かび上がった。

 調査は今年7月、児童生徒約2100人を対象に実施した。

 中学生のうち、「タブレットを使った授業は分かりやすい」の項目に「よく当てはまる」と回答したのは46・2%。「どちらかというと当てはまる」の43・1%を含めると、肯定的な回答は89・3%となった。「全く当てはまらない」は2・3%にとどまった。

 授業でのタブレット使用状況を見ると、「毎日使っている」が26・0%。「全く使っていない」は7・3%だった。

 「もっと使いたい」の項目では、「よく当てはまる」が52・0%、「どちらかというと当てはまる」が34・0%で計86・0%に上った。多くの生徒が端末を活用した授業を望んでいることが分かった。

 小学生対象の調査結果も同様の傾向となった。

 市教委教育総務課の森本聡(もりもとさとし)指導主事は「教員が端末を効果的に使い『分かる授業』につなげ、子どもたちが『もっと使いたい』という流れになっていることが分かる。調査結果を生かし、情報通信技術(ICT)教育の推進を図りたい」と話している。