候補者の応援に駆けつけた上野氏=19日午後1時10分、日光市内

候補者の応援演説をする立憲民主党県連の松井幹事長=19日午後2時45分、さくら市内

候補者の応援に駆けつけた上野氏=19日午後1時10分、日光市内 候補者の応援演説をする立憲民主党県連の松井幹事長=19日午後2時45分、さくら市内

 衆院選が公示された19日、与野党の県内組織幹部が各地で支持を呼び掛けた。与党側は20年以上続く自公連立による「安定政権」の重要性を強調。共闘する野党側は政府の新型コロナウイルス対策などを批判し、政権交代の実現を訴えた。

 自民党県連の上野通子(うえのみちこ)選対本部長は、宇都宮市内であった自民前職の出陣式でマイクを握った。岸田首相が唱える新しい資本主義に理解を求め「ここから栃木を、日本を元気にしましょう。そのために公明党の力も頂き、この連立与党で安定政権を保ちましょう」と声を張り上げ、自公政権の継続を訴えた。

 公明党県本部の山口恒夫(やまぐちつねお)代表は、大田原市内で行われた自民前職の出陣式に出席した。野党共闘について「政策がバラバラ。野党ではこの国を守れない」と痛烈に批判した上で「自公で全力を尽くして国民の命や健康を守る。比例区は公明党。皆さまの賢き選択をお願いしたい」と求めた。

 立憲民主党県連の松井正一(まついしょういち)幹事長は、さくら市内であった同党前職の出陣式で演説し、ワクチンや療養先の確保の遅れで感染拡大を招いたとして「第5波は政権与党の責任だ」と主張。同党経済対策の実現を訴え、「政権交代を果たし、未来を担う子どもや孫たちのためによりよい税制をつくろう」と語気を強めた。

 共産党の田村智子(たむらともこ)副委員長は、宇都宮市内で同党新人の応援に駆け付けた。「(自公政権は)戦争をしないという憲法を踏みにじり、安保法制が強行された」と批判。野党4党で合意した共通政策に触れた上で「政権交代で国民の声に応える政治は実現できると示していこう」と訴えた。