ごつごつした岩や湧き立つ白雲の表現から、草雲の新境地が感じられる「四季山水図」秋(白雲紅樹)

 幕末から明治にかけて活躍した旧足利藩士の南画家田崎草雲(たざきそううん)(1815~98年)を顕彰する画聖草雲会は22~24日の3日間限定で、草雲円熟期の傑作と称される「四季山水図」4幅の特別展を足利市緑町2丁目の草雲美術館で開く。市内での公開は初めて。

 作品は今年初め、県立美術館で開かれた企画展「栃木県における南画の潮流」に出展。所有する画商が200万円で購入者を探していることが分かり、同会の亀田浩三(かめだこうぞう)会長(74)らが即断で購入を決めた。