長年務めた県サッカー協会長。最後の公務となった県協会表彰式であいさつする森山さん=2015年3月

文部大臣時代、夏の甲子園で始球式を行い観客に応える森山さん=1993年8月

長年務めた県サッカー協会長。最後の公務となった県協会表彰式であいさつする森山さん=2015年3月 文部大臣時代、夏の甲子園で始球式を行い観客に応える森山さん=1993年8月

 女性初の官房長官を務めた森山真弓(もりやままゆみ)さん(享年93歳)は政界のみならず、スポーツ界にも多くの功績を残した。文部大臣時代、女性が土俵に上がれない相撲文化に異を唱えたのは今も語り継がれる話で、このほか栃木県サッカー協会長としての貢献や高校野球の始球式など森山さんの行動には常に「スポーツ愛」があふれていた。

 森山さんは1987年、県サッカー協会会長だった夫の欽司(きんじ)さんの死後、第6代会長に就任した。

 「協会にとって大きな存在。多くのものを残してくれた」。現会長の星野務(ほしのつとむ)さん(69)は感謝する。小学生から高校生までの各世代の優秀選手を表彰する「太郎賞」。1973年、森山さんの長男太郎(たろう)さんが高校の柔道の事故で亡くなったことをきっかけにつくられた。