舞台、観客席一体となって全員で演奏したフィナーレ

 【宇都宮】作新学院高と市内の4中学校の吹奏楽部による「合同演奏会2021~晴れの日コンサート~」が17日、明保野町の市文化会館大ホールで開かれた。

 新型コロナウイルス感染症の影響で泉が丘、陽南、雀宮、陽東の4中学校が、出場予定だった東関東吹奏楽コンクールの舞台に立てなかったことから、中学最後のステージを提供しようと作新学院高が参加を呼び掛け、実現した。

 作新学院高は、吹奏楽のための「エール・マーチ」、「野球応援メドレー」など5曲を演奏。中学生らは「僕らのインベンション」「トイズ・パレード」、「スーパーマリオブラザーズ」、米津玄師(よねづけんし)さんの「カイト」などを演奏し、練習の成果を披露した。会場を訪れた保護者らは生徒の演奏を食い入るように鑑賞し、盛んに拍手を送っていた。

 泉が丘中3年で、吹奏楽部長の仲山涼葉(なかやますずは)さん(15)は「コンクールに出られなかったときはみんな涙しましたが、演奏する機会を与えてもらえて、改めて音楽はすごいと思いました。この感動を忘れず続けていきたい」と喜んでいた。