新たに制作したチームロゴなどを掲げる津守代表(前列中央)らチーム立ち上げの主要メンバー。国吉さん(後列右から2人目)も現役復帰し活躍している=大田原市内

 県北からJリーグへ-。大志を胸に今春から精力的な活動を続ける社会人サッカーチームがある。「那須野ケ原FC」(県社会人リーグ3部)だ。設立から約半年が経過。元Jリーガーも現役復帰し、最短でも8年を要するJ参入へ向けた“本気”の一歩を踏み出した。代表の津守那音(つもりなおと)さん(50)は「勝つことも大切だが、戦っていく中で応援されるチームにしていきたい」と思いを語っている。

 津守さんは2003年、青少年健全育成を目的に総合型地域スポーツクラブを運営するNPO法人「AS栃木」を立ち上げた。法人のジュニアユースチームなどを県内の強豪に育て上げ、19年には教え子でJ2甲府などで活躍した国吉貴博(くによしたかひろ)さん(33)をコーチに招聘(しょうへい)(現在は監督)。チーム運営などを後進に託す中、新たな構想として浮かんだのがJリーグへの挑戦だった。