本会議前に着席する茂木氏=14日午後、衆院本会議場

本会議場を後にする佐藤氏=14日午後、国会

本会議前に着席する簗氏=14日午後、衆院本会議場

本会議場を後にする船田氏=14日午後、国会

本県小選挙区立候補予定者、比例代表(単独)北関東ブロック 本県関係

本会議前に着席する茂木氏=14日午後、衆院本会議場 本会議場を後にする佐藤氏=14日午後、国会 本会議前に着席する簗氏=14日午後、衆院本会議場 本会議場を後にする船田氏=14日午後、国会 本県小選挙区立候補予定者、比例代表(単独)北関東ブロック 本県関係

 岸田文雄(きしだふみお)首相が就任してわずか10日後の14日、衆院が解散された。新型コロナウイルス禍の中、マスク姿の与党議員による「万歳三唱」が本会議場に響いた一方、野党議員は「1強政治に終止符を打つ」と批判の声を強めた。前職となった本県選出議員は派閥会合や議員総会で「全員勝利へ頑張ろう」と健闘を誓った後、地元にとんぼ返り。新人や元職も街頭演説やミニ集会に精を出すなど一斉に臨戦態勢に入った。解散から31日の投開票まで17日間という日程は戦後最短。異例の政治決戦が事実上幕を開けた。

 自民党県連会長で5区から出馬する茂木敏充(もてぎとしみつ)外相(66)は本会議に先立ち、代表代行を務める旧竹下派の会合に出席した。あいさつでは「熱量の大きさで戦いが決まる。全員の勝利に向けて頑張る」と気勢を上げた。

 本会議後は党本部で公認証を受け取り「前議員」らと笑顔で再会を誓った。重要閣僚として全国を応援に駆け回る選挙戦。県内では懸案だった2区の構図も固まり「2区で勝って、全部勝つ」と意気込んだ。

 1区から立候補する自民前職の船田元(ふなだはじめ)氏(67)も旧竹下派の会合に出席し、副会長として茂木氏の傍らでその言葉に耳を傾けた。会合後には「決して油断せずに走り抜ける」と話し、引き締まった表情を崩さなかった。

 1区は野党共闘が行われず、与野党4人が立候補する見通し。中でも野党第1党の立憲民主党について「追い上げてきている雰囲気を感じるが、とにかく勝つしかない」と決意を語った。

 自民前職の佐藤勉(さとうつとむ)氏(69)は所属する麻生派の会合で必勝を誓い合った後、衆院本会議場に向かった。解散後は同僚議員と「頑張ろう」とグータッチ。4区で9度目の議席獲得に向け「まっさらな気持ちで出直したい」と話す。

 立民新人と4度目の対決を迎えるが、一騎打ちは初めて。「出馬しない共産党の票が全て相手に上乗せされるわけではないが侮れない」と気を引き締めた。

 自民前職の簗和生(やなかずお)氏(42)は万歳三唱を終え、速やかに議場を後にした。解散を受け、新型コロナウイルス対応に追われるなどした3期目を思い起こしつつ「選挙に向け身の引き締まる思いだ」と述べた。

 無所属の渡辺喜美(わたなべよしみ)参院議員らとの戦いが続いたが、今回は立民新人との一騎打ちとなる。「相手は意識せず、自分のやるべきことをやる信条は変わらない」と言い切った。