第100回全国高校野球選手権記念栃木大会第12日は18日、清原球場で準々決勝2試合を行い、作新と宇工が準決勝に駒を進めた。
作新は13-1の五回コールドで佐野日大を破り、10年連続43度目の4強入り。初回に磯一輝(いそかずき)、斎藤陸人(さいとうりくと)、篠田大輔(しのだだいすけ)が本塁打を放つなど打者12人の猛攻で9点を先制。四回も先頭の篠田が二打席連続で本塁打を放ち、1試合のチーム本塁打数で大会記録を更新した。佐野日大は初回に暴投で1点返したが、作新打線の勢いに屈した。
宇工は3-2で足大付に逆転勝ちし、6年ぶり28度目の準決勝進出を決めた。2点を追う二回、1死二塁から平石竜也(ひらいしたつや)の適時二塁打で1点返し、五回は半田優斗(はんだゆうと)の適時打と上野裕樹(うえのゆうき)の一ゴロが併殺崩れとなる間に逆転に成功。守っては上野-小林陽心(こばやしはると)の継投で逃げ切った。足大付は初回に飯田雅也(いいだまさや)の犠飛で先制するなど上々の滑り出しを見せたが、三回以降は無得点に抑え込まれた。
大会第13日は19日、清原球場で準々決勝の残り2試合を行う。