「ヤングケアラーの近くにいる大人に読んでもらいたい」と話す仲田海人さん=2日午後、那須塩原市永田町

「ヤングでは終わらないヤングケアラー」

「ヤングケアラーの近くにいる大人に読んでもらいたい」と話す仲田海人さん=2日午後、那須塩原市永田町 「ヤングでは終わらないヤングケアラー」

 那須塩原市、作業療法士仲田海人(なかたかいと)さん(27)は今月、障害のある兄弟姉妹の世話をする子ども「きょうだいヤングケアラー」に焦点を当てた書籍「ヤングでは終わらないヤングケアラー」を出版した。精神疾患のある姉がいる立場での経験と、医療福祉の専門家としての視点を基に、ケアラー一人一人異なる多様な状況、支援体制の現状を整理し、支援の充実へ向けた提言をまとめた。

 仲田さんは、障害のある兄弟姉妹がいる18歳以上による自助団体「栃木きょうだい会」代表を務める。各地で講演活動も行っている。

 「自分の体験談だけで終わらせず、実用書的な内容にしようと思った」と仲田さん。同じくヤングケアラー経験者で看護師の木村諭志(きむらさとし)さんと執筆した。