次期衆院選栃木2区を巡り、自民党の現支部長の西川公也(にしかわこうや)元農相が、自民公認候補となった五十嵐(いがらし)清(きよし)前県議(51)の選挙対策本部の顧問に就任することが13日、分かった。県連の要請を受諾した形で、同日夜、西川氏が木村好文(きむらよしふみ)県連幹事長に伝えた。

 木村氏に対し西川氏は、自身が支部長を辞任する考えも正式に伝えた。後任の支部長には五十嵐氏が就く。一方、比例北関東ブロックの公認候補となった西川氏の長男の鎭央(やすお)前県議(50)が、比例支部長に就任する。

 2区の公認問題を巡っては、2日に県連会長の茂木敏充(もてぎとしみつ)外相が「小選挙区に五十嵐氏、比例に鎭央氏」の方針を打ち出し、8日に鎭央氏が比例転出を決めたことで、事態が急展開した。

 12日には木村氏が公也氏と会談し、両陣営が協力することで合意。2区掲示板の鎭央氏のポスターを岸田文雄(きしだふみお)首相のものに張り替え、2区の街宣車を五十嵐陣営に引き継ぐことを確認した。