「健康は全ての基礎」と話す渡辺代表。利用者のさまさまな悩みごとに応じている

「握力の低下は全身の筋力の低下に比例する」と話す渡辺代表。サロンでは握力の測定もできる

「健康は全ての基礎」と話す渡辺代表。利用者のさまさまな悩みごとに応じている 「握力の低下は全身の筋力の低下に比例する」と話す渡辺代表。サロンでは握力の測定もできる

 県看護協会元会長の渡辺(わたなべ)カヨ子(こ)さんが代表を務め、看護師らが常駐し相談に応じる「サロンみんなの保健室」(宇都宮市伝馬町)が開設1年を迎えた。昨年9月1日の開設から今年8月末までの利用者は延べ250人。健康だけでなく、育児や家族関係の悩みごとなど幅広く受け入れてきた。渡辺代表は「一人でいると考えがネガティブになる。誰かが寄り添って話を聞くことで、行動が変容し体も心も少しずつ良い方向になる」。誰でも気軽に立ち寄れる“まちの保健室”として、今後も人々の心と体の健康維持に貢献していく考えだ。

 サロンは、コロナ禍の今だからこそ「体の悩みや不安を気軽に相談できる場所を街なかにつくりたい」と、渡辺代表が医療関係の有志らとともに立ち上げた。今年3月からNPO法人となった。現在は週3日サロンを開け、看護師や助産師らが交代で常駐している。

 渡辺代表によると、利用者は女性が8割ほど。子育て中の母親が子どもを連れて来室したこともあった。