市民プラザで開かれた定期公演=10日午後、足利市朝倉町

 第23回NHK交響楽団足利定期公演(足利市みどりと文化・スポーツ財団、同市教委、下野新聞社主催)が10日、足利市朝倉町の市民プラザ文化ホールで開かれた。国内屈指の演奏に約650人が酔いしれた。

 1968年の初演以来、公演会場としてきた市民会館が今年6月に閉館。市民プラザに会場を移して初めて開かれた。

 指揮は名古屋フィルハーモニー交響楽団正指揮の川瀬賢太郎(かわせけんたろう)さん。ベートーベン「『エグモント』序曲」「交響曲第7番イ長調作品92」などを情感豊かに指揮し、聴衆を引き込んだ。

 チャイコフスキー「ロココ風の主題による変奏曲イ長調作品33」では、2019年ミュンヘン国際音楽コンクールで日本人初優勝を飾ったチェロ奏者佐藤晴真(さとうはるま)さんが登場。繊細で美しい旋律を響かせた。

 公演は、宝くじの社会貢献広報事業の助成を受けて実施した。