特上天ざる

清潔感ある和風の店内と井澤さん夫妻

特上天ざる 清潔感ある和風の店内と井澤さん夫妻

 氷水で締めたばかりの細麺を箸ですくい、そのまま口に運ぶ。そばの風味、十分な歯応え、喉越しの良さ。評判のそばつゆに麺を付ける。秘伝の隠し味を加えた「かえし」を魚介だしで割ったつゆは独特の柔らかな甘みがあり、そばのうまみを一層引き立てる。

 真岡市内で契約栽培する玄ソバのみを使用。石臼びきで製粉したそば粉8割、国産小麦粉2割に、店主井澤薫(いざわかおる)さん(37)が大分の日田天領水を加えて毎朝手打ちする。「特上天ざる」(1500円)は、こだわりの「二八そば」に、ナスやカボチャといった地元産の季節野菜とエビ2本の天ぷらが付く人気の逸品だ。

 井澤さんの父光三(こうぞう)さん(67)が14年前、旧二宮町職員を早期退職し開店。直後に東京の老舗有名そば店で修業していた井澤さんもUターンして厨房(ちゅうぼう)に入り、2年前に光三さんの後を継いだ。店は妻水樹(みずき)さん(38)と切り盛りする。

 「コロナ禍で大変ですが、地元の皆さんに支えられています」と井澤さん。各種丼物や一品料理のほか、テークアウト専用の「えび天丼」や「しょうが焼き丼」(各800円)も好評だ。

 ◆メモ 真岡市寺内1547の2。午前11時半~午後2時、同5~9時(緊急事態宣言期間は昼のみ営業)。木曜・第3水曜定休。テークアウトは要電話予約。(問)0285・84・2515。