海老もちぶっかけ

店の看板の前に立つ久我さん(左)と宮本さん姉妹

海老もちぶっかけ 店の看板の前に立つ久我さん(左)と宮本さん姉妹

 讃岐うどんを看板に掲げる店。太麺に少量のつゆを絡めて食べる「ぶっかけ」メニューが売りで、中でも「海老もちぶっかけ」(1380円)は、鮮やかな赤色の小エビの天ぷらと、どっしりとした揚げ餅、カイワレ大根、刻みのりがたっぷりちりばめられており、見た目も食感も楽しめる一品だ。

 讃岐うどんの持ち味であるコシと塩味を出すため、気温によってゆで時間や塩分量を変えている。重みのある麺を箸で持ち上げて口に入れると歯応え抜群で、かむと小麦のほんのりとした甘みが広がる。つゆは、瀬戸内産のいりこと昆布、節4種類で取った関西だしがベースで、香りが高い。関東人の口に合うよう配合し、仕上げている。

 店は、久我かつえ(くがかつえ)さん(78)と息子の国治(くにはる)さん(52)と雅幸(まさゆき)さん(49)、かつえさんの妹宮本詩津恵(みやもとしづえ)さん(68)の4人が香川県内のうどん学校で本場の味を学び、2010年に開業した。店名は久我さんと宮本さん姉妹の父の名前から取った。麺打ちやだし作り、材料の仕込みを分担し、「皆で丁寧に作っています」と宮本さん。今日も、思いの込もった一杯を提供している。

 ◆メモ  宇都宮市屋板町578の209。午前11時~午後3時。火曜定休(祝日の場合は水曜)。(問)028・656・4441。