ぶっかけ

店舗の外観

ぶっかけ 店舗の外観

 太麺を割り箸で挟む。重みに驚きつつ口へ運ぶと、滑らかな食感と共に小麦の風味が一斉に広がった。歯応えも十分なコシの強さ。刻みのりと天かす、おろししょうが、青ネギを麺に絡ませる。伊吹いりこのうま味も絶妙な出汁(だし)とマッチした「ぶっかけ」(550円)は、素材本来の上質さを存分に味わえる逸品だ。

 本場・香川で腕を磨いた店主柳正己(やなぎまさみ)さん(42)が2014年11月にオープンした。2種類の小麦粉に濾過(ろか)水と塩を加えそぼろ状にした後、袋に詰めて足踏みで鍛える。季節に応じた温度管理に配慮しながら寝かせて生地を熟成させ、開店前に麺棒で伸ばし麺打ちする。4種類のかつお節や昆布も使うこだわりの出汁は毎日仕込む。

 定番のかき揚げ(かけ、650円)や鶏天おろし(ぶっかけ、800円)のほか、創作の「にぼチャーシュー」(850円)や「瀬戸海苔(のり)と海老じゃこ天」(780円)、丼物とのセットなどメニューも豊富だ。

 釜湯の中でくるくる回る麺と、客入りの回転の良さをかけて「丸」の文字に託し、そこに自身の名前を付けて店名にした。夜は一品料理と酒類も楽しめる。

 ◆メモ 真岡市大谷本町6の7。午前11時~午後2時15分、同5~11時(10時半ラストオーダー)。火曜、第2月曜定休(3月は16日営業、17、18日連休)。(問)0285・81・6175。