【小山】市は21日までに、来年度から高齢や障害などで家庭ごみを自力でごみステーションに運ぶことが困難な世帯を対象に訪問収集する方針を固めた。無償の訪問収集を通じた安否確認といった見守り効果も期待される。市によると、同様の訪問収集は県内では佐野、宇都宮、鹿沼市などで行われている。

 同課によると、ごみ訪問収集の対象とされる1人暮らしの高齢者は約70人、視覚障害者2級以上は約50人と推計している。いずれも親類など身近に協力を得ることができない世帯が対象だ。対象世帯はこれまでヘルパーなどに依頼し、ごみを出しているケースが多いという。

 訪問収集は市が委託している収集運搬業者が対象家庭の敷地や玄関先から直接ごみを収集する形態を想定している。

 市は来年4月ごろからの事業開始を目途に、収集運搬業者と対象者の範囲のほか、対象者への周知や申請の方法、収集品目や回数などを検討している。