押しずしを作る生徒ら

 【那珂川】馬頭高水産科の3年生22人が18日、久那瀬の同科実習場で養殖するチョウザメの押しずし作りを体験した。

 長年チョウザメを養殖している那須塩原市北和田、農業渡辺政博(わたなべまさひろ)さん(54)と、寒井観光余一やな(大田原市寒井)の総料理長寺田嗣佐夫(てらだひさお)さん(37)が講師を務めた。

 渡辺さんはキャビアの製造に取り組むとともに、チョウザメの肉を使った料理の開発に挑戦。自身が育てたコメも生かそうと、奈良県に伝わる押しずし「柿の葉ずし」を思いつき、寺田さんと試行錯誤してきた。

 生徒らは酢飯にチョウザメの身を乗せて柿の葉で包むなどの作業を体験したほか、実際に寺田さんが作った押しずしも試食した。

 大塚剛(おおつかつよし)さん(17)は「初めて食べたが、クセがなくておいしい」、渡辺さんは「チョウザメを使った料理がこの地域の新たな特産品になれば」と話した。

 押しずしは寒井観光余一やなで28日以降、土日曜日に限定販売する予定で、価格は1セット(10個入り)1300円など。(問)同やな0287・54・0508。