拡充工事が進められている市森林公園駐車場

 【宇都宮】市は18日までに、福岡町の市森林公園駐車場の拡充工事に着手した。毎秋、同公園を発着点に開かれているジャパンカップサイクルロードレースの出場選手が今年から、従来の1・7倍の「120人以上」となることに対応する。面積は、現在の6900平方メートルから約8300平方メートルとなる。市は9月末までに工事を完了し、ジャパンカップ出場選手を万全の環境で迎える計画だ。

 市森林公園駐車場は同レースのスタート・フィニッシュ地点で、市は樹木を伐採するなどしてスペースを確保する。参加予定の21チーム(選手126人)がスタート前のアップなどに使う場所(チームピット)として活用するほか、中継車や救護テント用のスペースなどにも充てる。

 通常使用する駐車場としては、現在の340台が361台になる。21台分を新設するほか従来の枠を広げる箇所もあり、週末利用者の混雑緩和につなげる。総事業費は約5100万円。

 ジャパンカップは、国際レースで超級(オークラス)の格付けを得ているアジア最高位のワンデーロードレース。1992年から毎年開催され、海外トップ選手が日本を走る唯一の公式大会として人気を集める。

 クラス1からオークラスに昇格したのは2008年の第17回大会。今年1月には、UCI(国際自転車競技連合)がオークラスの最低出走人数を120人と新たに規定したため、これまでの70人規模を大幅に上回る選手が同公園と古賀志山周辺を疾走する見込みだ。

 ジャパンカップの観客は増加傾向で、2016年の第25回大会は過去最多の13万5千人、17年の第26回は台風にもかかわらず11万8千人が訪れた。今年は10月20日に市中心部でクリテリウム、21日にカップレースが開かれる予定で、選手増に伴う一層の盛り上がりが期待される。