都道府県魅力度ランキング(かっこ内は前回順位)

 民間調査会社のブランド総合研究所(東京都港区)は9日夜、地域ブランド調査2021を発表した。注目度が高い調査項目の一つ「都道府県魅力度ランキング」で、栃木県は前回の最下位から順位を六つ上げて41位となった。県の魅力発信策が奏功した可能性もあるが、恒例の40位台からは抜け出せなかった。

 1位は13年連続で北海道。例年と同様に北関東勢は低迷し群馬県44位、埼玉県45位、茨城県は2年ぶりに最下位の47位だった。

 栃木県の魅力度の点数は16.2点で前回から4.8ポイント上昇した。過去10回で見ると、40位台は6年連続9回目。

 県は昨年の最下位転落を受け、プロジェクト「47(そこ)から始まる栃木県」を始め、魅力発信へデジタルマーケティングなどを強化した。福田富一(ふくだとみかず)知事は「調査結果にかかわらず、県としては県産品販売、観光誘客、移住定住の三つを重点分野とし、地域資源の磨き上げや情報発信に取り組んでブランド力向上を図る」とのコメントを出した。順位への論評は避けた。

 会員制交流サイト(SNS)のツイッターには最下位脱出を喜ぶ投稿が並ぶ一方、「最下位の方がネタになったのに」「中途半端な順位だと注目されない」と残念がる投稿も見られた。

 市区町村ランキングでは、栃木県トップの日光市が前年13位から一つ順位を下げて14位。次いで那須塩原市87位、宇都宮市125位、那須町137位となった。

 同社によると、調査は7月に20~70代を対象にインターネットで実施した。認知度や魅力度、観光意欲度など89項目の設問に全国3万5489人が回答した。都道府県ランキングは日本テレビ系の生放送で発表された。