記者会見し、比例単独候補としての出馬を表明する西川氏(中央)=8日夜、さくら市内

 自民党の西川鎭央(にしかわやすお)前県議(50)は8日夜、さくら市内で記者会見を開き、次期衆院選で栃木2区からの出馬を見送り、自民の比例北関東ブロック単独候補として出馬すると表明した。西川氏は公認を巡る党本部の決定に従うとした上で、「残念な気持ちもあるが、前向きな気持ちも大きく持っている」と話した。

 西川氏は決断の理由を「(選挙区と比例の)どちらの選択が地元有権者のためになるか、古里を守り抜くために仕事ができるかで判断した」と説明。今後の選挙活動については「『比例も自民』とお願いする」と述べた。

 一方、県連が2区候補として党本部に公認申請した五十嵐(いがらし)清(きよし)前県議(51)との選挙協力については「どういったことができるかは今後協議する」と述べるにとどめた。

 西川氏の比例名簿登載は、小選挙区の重複立候補者より下の順位となる見通し。会見に先立って行われた西川氏の支持者や支援する市町議を集めた会合で、県連副会長の板橋一好(いたばしかずよし)県議は、県連会長の茂木敏充(もてぎとしみつ)外相が2日に「(比例単独候補の中で)上から2番目で処遇したい」と話したと報告。西川氏も「決めるのは党本部だが、一つでも上位をお願いする」と期待を寄せた。

 一方、西川氏は「活動をさらに広げて選挙区で選ばれるよう努力したい」と述べ、将来的なくら替えへの意欲を示す一幕もあった。

 2区では立憲民主党現職の福田昭夫(ふくだあきお)氏(73)も立候補を予定している。