昭和30年代生まれの筆者にとって、記憶にある少女が主人公のスポーツアニメと言えば、「アタックNo・1」「エースをねらえ!」くらい。決して多くはない▼それが近年は野球やサッカー、スポーツクライミングなど盛りだくさんだ。馬を擬人化した競馬物まである。昔より「スポ根」色が薄れているのは時代の流れなのだろう▼そして女子アイスホッケーが初めてアニメ化された。新番組「プラオレ!」の放映、配信が、とちぎテレビをはじめ各地のテレビ局、インターネットで始まった▼物語の舞台は日光。主人公が通う学校は「鬼怒川中」と「霧降中」、温泉に漬かり、おやつはイチゴなど、初回から栃木感満載である。日光霧降アイスアリーナは、エントランスや客席がリアルに描かれている▼HC日光アイスバックスの監修とあって、この先、試合での実物並みの迫力や難しいルールの説明も楽しめるに違いない。競技に興味を持つ子が増え、特に女子の活動が活発になるといい。小池詩織(こいけしおり)選手(日光市出身)に続く日本代表の誕生に期待だ▼もちろん日光や本県をアピールできる絶好の機会でもある。惜しむらくは放映時間。深夜1時は、子どもや日勤者にはちょっと遅い。とはいえ今後の展開も気になる。しばらく水曜日は、頑張って夜更かしすることになるだろう。