再びロケット打ち上げの中止が決まり落胆する帝京大の学生ら=7日午前、宇都宮市豊郷台1丁目

ロケット打ち上げを見守るため、講義室内に設けられたモニター。風のため再度中止となった=7日午前、宇都宮市豊郷台1丁目

再びロケット打ち上げの中止が決まり落胆する帝京大の学生ら=7日午前、宇都宮市豊郷台1丁目 ロケット打ち上げを見守るため、講義室内に設けられたモニター。風のため再度中止となった=7日午前、宇都宮市豊郷台1丁目

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所で予定していた小型ロケット「イプシロン」5号機の打ち上げを、上空の風のため再び中止した。帝京大理工学部(宇都宮市)の学生らが開発した人工衛星が搭載されており、学生の期待は再度しぼんだ。

 打ち上げは当初1日に予定され、装置の不具合により見送られていた。キャンパス内の講義室には、学生や開発に協力した県内企業の関係者らが満を持して集まったが、打ち上げ約20分前にインターネットのライブ中継先から中止の決定が発表され、頭を抱えた。

 衛星を開発した「宇宙システム研究会」に所属する1年工藤優太(くどうゆうた)さん(19)は「自然条件が理由なので仕方ない」と苦笑い。電源システムを供給した大日光・エンジニアリングの山口琢也(やまぐちたくや)社長(45)は「ここまできたらぜひ万全の条件下で打ち上げてほしい」と「三度目の正直」を見据えた。