新型コロナウイルスに関する妊婦の留意点

白石悟院長

新型コロナウイルスに関する妊婦の留意点 白石悟院長

 緊急事態宣言が解除された今も、新型コロナウイルスの収束はいまだ見通せない。とりわけ出産を控える妊婦にとっては、大きな不安やストレスを抱えながらの生活が続いている。感染した場合、入院や出産はどうなるのか、ワクチンは接種した方がいいのか。県医師会常任理事で、大田原市にある那須赤十字病院の白石悟(しらいしさとる)院長(66)=産婦人科医=に聞いた。

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 妊婦はコロナに感染すると重症化しやすいとされ、搬送や受診を巡るトラブルが各地で相次いでいる。

 そもそも、妊婦はなぜ重症化しやすいのか。白石院長は「妊娠によって肺や心臓の圧迫など循環動態(全身の血液の流れ)の変化も認められ、特に妊娠後期に感染するとトラブルにつながりやすい」と説明する。