「旧市役所を博物館に」門前町の活性化策、住民が議論 日光

 【日光】二社一寺門前町の鉢石(はついし)地区住民による勉強会が14日夜、上鉢石町の観音寺で開かれた。奥日光の景観整備などに携わった元県環境森林部参事飯野達央(いいのたつお)さん(66)が観光活性化について講演し、旧日光市役所をミュージアムとして活用するよう提言した。

 勉強会は「鉢石学講座」と銘打ち、約50人が出席した。飯野さんは、観光先進事例として長野県小布施町を紹介し、店舗内部も観光客のための回遊路としたり、約130軒分の個人庭園などを一般開放したりしていることを報告した。

 三重県伊勢市では地域全体を伝統的な街並みへと再整備した結果、観光客入り込み数が40年ほど前は年間約20万人だったのに対し、2010年は400万人を超えたという。