みそ汁定食

カウンター内のオープンキッチンに立つ中嶋さん

みそ汁定食 カウンター内のオープンキッチンに立つ中嶋さん

 「みそ汁定食」と聞いて「ああ、あれね」とクスッと笑った人は、なかなかの沖縄通。「何それ」と思ったあなた、栃木県人なら普通かも。昼定食の調理を任されている中嶋睦姫(なかじまむつき)さん(26)は「ほとんどの人が『何ですか』と聞いてくる」と笑う。

 丼からあふれんばかりの具材を盛ったみそ汁をメインに、小鉢が3皿、炊きたてつやつやのご飯が沖縄で定番の「みそ汁定食」(880円)。沖縄出身の中嶋さんの「おばぁ直伝の味」という。

 具材は大根、ニンジン、青菜、島豆腐、スパム、卵が基本形。日によっては肉やキノコが入ることもある。上品なかつおだしが丼をまとめ、ご飯が進む。ボリューム満点なので、物足りなさはみじんもない。

 夜は本格沖縄料理の居酒屋になるこの店で、子育てのため昼定食を始めてから1年半。店長の母から教わったゴーヤーチャンプルーやアグー豚のメンチカツなど沖縄色の濃い日替わり定食をそろえ、常連客の支持を集めてきた。

 その中でもみそ汁定食は、いつでも出せる定番の鉄板メニュー。中嶋さんは「栃木の食材を沖縄のハートで調理した。寒くなるこれからの時季におすすめ」と話している。

 ▼メモ 小山市駅東通り1丁目5の3。昼営業は月~金曜の午前11時半~午後2時半。夜は午後5~11時。日曜定休。緊急事態宣言中は通しで同8時まで営業。(問)0285・25・7798。