冷やしラーメン

厨房の吉田さん(右)と長年の相棒・パートの塚原初枝さん

冷やしラーメン 厨房の吉田さん(右)と長年の相棒・パートの塚原初枝さん

 冷やし中華がおいしい季節になった。町中華によくあるさっぱりとしたあの味が好きなのだが、元ラーメンブロガーの友人は「こっちの方が絶対おすすめ」と、マウントポジションからのたまう。

 紹介してくれたのは、言わずと知れた小山の名店の「冷やしラーメン」(780円)。見た目は普通のラーメンだが、麺もスープもきんきんに冷えている。

 透明感のあるスープは、豚肩ロースを煮込んだものに煮干し、コンブを合わせた。客に出す直前まで冷蔵庫で冷やし、麺は冷水で締める。チャーシューは冷えているのに口の中でほろりと崩れる。たぬきそばをイメージしたという揚げ玉、味変のゆずこしょうが遊び心を感じさせる。

 「チャーシューの煮汁を捨てるのがもったいないから作ってみた。もったいない精神でできたメニューなんです」。店主の吉田修二(よしだしゅうじ)さん(50)は、いたずらっぽく笑う。新メニューの味は、いつも頭の中で想像して一発で決める。今回もそうだった。

 ほとんどの客は看板メニューのつけ麺、鶏塩を注文する。これから本格的な夏。猛暑日には店主の遊び心を感じてみては。

 ▼メモ 小山市城東5の10の17。午前11時~午後2時半。夜は当面休み。月曜、第3火曜(祝日の場合は翌日)定休。(問)0285・23・5621。