足利育ちのうどん(左下)と羽衣うどん(同上)、うどん子半生(右)

製麺所で作業する利用者たち

足利育ちのうどん(左下)と羽衣うどん(同上)、うどん子半生(右) 製麺所で作業する利用者たち

 ツルリとしていてコシがあり、かめば小麦の風味が口に広がる。生麺の「足利育ちのうどん」(250グラム200円)は讃岐風うどんが家庭で手軽に味わえる。

 製造しているのは障がい者福祉サービス事業所「うどん子」。障害がある利用者約20人のうち6~7人がうどん製造に携わる。国産小麦の小麦粉を仕入れ、製麺からパック詰めまで手掛ける。「足利育ち」との商品名は「自分たちが作っている」との自負を込めた。

 サービス管理責任者の瀧沢綾子(たきざわあやこ)さん(36)は「『小麦が詰まっている。小麦を食べている』と感じられるうどん。おいしいと感じた人を通じて、広がってほしい」と話す。

 織り姫がまとった衣をイメージした幅広の「羽衣うどん」(同250円)は食感が楽しい。昨年からは半生タイプの「うどん子 半生」(240グラム380円)の生産も始めた。

 指定特定相談支援事業所管理者の小室智津(こむろちづ)さん(55)は「おいしい物を食べて、こういうサービス、働く場があることを知ってほしい」と話す。うどん子製うどんのメニューは「めん処阿吽(あうん)」(足利市福富町)で味わうことができる。

 ▼メモ 足利市福居町750の1。JA足利の直売所「あんあん」、同市内のヨークベニマル各店でも販売。生麺とスープのセット商品も近日発売予定。(問)0284・22・4891。