次期衆院選に向けて開かれた自民党県連役員会・選挙対策本部会議。西川元農相(左)と五十嵐氏(右)も壇上に上がった=2日午前、宇都宮市大通り2丁目

 岸田文雄(きしだふみお)首相が衆院を14日に解散し、衆院選を19日公示、31日投開票の日程で行うと表明し、栃木県内も一気に選挙モードに入った。自民の公認問題で注目を集める2区と、政権交代のため共闘を目指す野党の解散前夜の動きを追った。

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 あいさつに立った自民党県連の木村好文(きむらよしふみ)幹事長は冗舌だった。「やっとこの日を迎えることができた」

 4日、鹿沼市内で行われた五十嵐清(いがらしきよし)氏(51)の事務所開き。県連は2日に五十嵐氏の2区での公認申請を決定すると同時に、同区からの出馬を表明していた西川鎭央(にしかわやすお)氏(50)を比例単独候補とすることを決めた。県連会長の茂木敏充(もてぎとしみつ)外相が打ち出した分裂回避のための秘策だった。