とうがらしキムチ

小松成南さん

とうがらしキムチ 小松成南さん

  大田原市内で栽培されたトウガラシ「福耳」の青い実に、市特産品種「栃木三鷹(さんたか)」などを調味料として合わせたキムチ。辛さと辛さの組み合わせだが、みそで味付けされているため、思っていたほど辛くはない。その絶妙なバランスに、箸が止まらない。

 定番の白菜や大根をはじめ、季節限定のナス、ミョウガなど市内産野菜を使った11種類の手作りキムチを販売している。「とうがらしキムチ」は9月後半までの夏季限定販売で、好評だった昨年に続き人気の商品だ。

 店主の小松成南(こまつせいなん)さん(46)は中国出身で、16年前、市内の農家に嫁いだ。スーパーで販売されているキムチの味が自分の好みに合わなかったこともあり、韓国出身の祖母に教わった本場の味を再現しようとした。トウガラシのキムチも祖母がよく作っていたという。

 試行錯誤の末、完成したキムチは家族や友人からの評判も良かった。いつしか自分の店を持ちたいと思い、昨年オープンさせた。

 今月23日、開店1周年を迎えた。小松さんは「まだ当時の祖母の味を完全には再現できていない。追い求めながら、より多くの人に届けたい」と意欲を見せる。

 ◆メモ とうがらしキムチは1パック(220グラム)300円▽大田原市市野沢1162の3▽営業時間 午前11時~午後6時▽定休日 水曜▽(問)0287・48・6858。