(左から)五十嵐清氏、西川鎭央氏

 自民党栃木県連は2日、宇都宮市内のホテルで役員会・選挙対策本部会議を開き、次期衆院選栃木2区の公認候補を公募で決めた五十嵐清(いがらしきよし)前県議(51)とする一方、同区からの出馬を表明している西川鎭央(にしかわやすお)前県議(50)を比例北関東ブロック単独候補として名簿上位で処遇するよう党本部に申請すると決めた。同区では保守分裂選挙の見通しとなっていたが、今後調整を進めた上で候補者の一本化を目指す。

 会合後、報道陣の取材に応じた県連会長の茂木敏充(もてぎとしみつ)外相は「比例上位になれば当選は間違いなく視野に入ってくる」と述べた。会合に同席していた現2区支部長で西川氏の父親の公也(こうや)元農相(78)も「それでしっかりやっていきましょう」と応じたという。

 県連では、西川氏の比例名簿登載順位について、小選挙の重複立候補者の後を想定している。2017年の前回衆院選で自民は北関東ブロックで7議席を獲得し、名簿順位30~33位の比例単独候補4人も当選した。茂木氏は党幹部らに掛け合っていくとした。

 県連は西川氏に対し、出馬表明した場合は処分を含めた対応を行うと通告していたが撤回。茂木氏は「2人で勝てる体制をつくってもらうことが重要。今日からノーサイド」と強調した。

 この日の会合では1、3、4、5区の現職の公認申請も決定。選挙対策本部長には上野通子(うえのみちこ)参院議員が就いた。

 2区では立憲民主党現職の福田昭夫(ふくだあきお)氏(73)も立候補を予定している。