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自民党総裁選で本県分の党員票を開票する関係者=29日午前9時55分、宇都宮市本町

 29日の自民党総裁選で、県内の党員票は、河野太郎(こうのたろう)行政改革担当相が6573票(得票率47・9%)で最多となった。当選した岸田文雄(きしだふみお)前政調会長は3597票(26・2%)で河野氏の約半分にとどまった。高市早苗(たかいちさなえ)前総務相は2587票(18・8%)、野田聖子(のだせいこ)幹事長代行は978票(7・1%)だった。

 河野氏の得票率は全国の44・2%を上回った。決選投票では、県連の1票は県内党員票が多かった河野氏に割り振られた。

 開票作業は同日午前、宇都宮市内のホテルで行われた。県内の党員・党友は2万200人で、投票総数1万3794票、有効投票数1万3735票。投票率は68・29%で、菅義偉(すがよしひで)首相、岸田氏、石破茂(いしばしげる)元幹事長が出馬した2020年総裁選の64・92%を3・37ポイント上回り、近年では最高となった。

 20年は「有志の会」が結成されるなど県内で菅氏支持の動きが広まったが、今回は自主投票の形となった。下野新聞社が実施した県内首長・県議の支持動向調査では、河野氏を支援した佐藤勉(さとうつとむ)総務会長の地元・衆院栃木4区を中心に河野氏支持が拡大。一方で同2区の公認問題を巡り、党役員任期制限案を掲げた岸田氏の支持も県連幹部を中心に広がっていた。