小山市消費生活センターの相談件数

 【小山】市消費生活センターが2020年度に受け付けた相談件数は933件で前年度から2割減ったことが29日までに、市のまとめで分かった。新型コロナウイルス感染防止のために原則として電話受け付けのみとしていることなども一因とみられるが、インターネット取引の増加を背景に「ネガティブオプション(送りつけ商法)」に関する相談が増えつつある。

 相談受付件数はここ数年、千件前後で推移。20年度は前年度より230件減り、4年ぶりに千件を下回った。相談内容を販売形態別に見ると、「通信販売」が277件、「店舗購入」が144件などとなっている。

 「ネガティブオプション」の相談は17件で、前年度より10件増えた。インターネットで商品を購入する機会が増え、自分が注文していなくても家族の荷物だと思って商品を受け取り、料金を請求されるケースもあるという。

 同センターは昨年5月ごろから相対での相談を取りやめ、電話受け付けに切り替えている。市市民生活安心課の担当者は「相談件数は減少したが、悪質商法や契約の無理強いなどのトラブルに巻き込まれる可能性は誰にでもある。契約をする前に相談してほしい」と注意を促している。

 市は同センターの周知を図るため、連絡先が書かれたマスクやウエットティッシュなどを市役所で配布している。同センターの受付時間は午前9時~午後3時。水・土・日曜、年末年始、祝日は休み。(問)同センター0285・22・3711。