次期衆院選で栃木2区からの出馬を正式表明する西川氏=28日午後、県庁

 自民党の西川鎭央(にしかわやすお)県議(50)=さくら市・塩谷郡選挙区、1期=は28日夕、県庁で記者会見を開き、次期衆院選に栃木2区から立候補すると正式表明した。「地域の困り事や不安を国に届けて解決したい。中央と地方の格差をなくすために働きたい」などと語った。自民の公認を目指すとしている。

 自民県連は公募で五十嵐(いがらし)清(きよし)前県議(51)の擁立を決め、党本部に公認申請する方針を固めている。

 公認を得られなかった場合の対応を問われ、西川氏は「現時点では公認を目指す以外の選択肢はない」と述べ、無所属でも出馬するかどうかは明言を避けた。五十嵐氏については「優秀な方で尊敬している」と評した一方、「地元への思いは私のほうが数段強い」と対抗意識をうかがわせた。

 父親の西川公也(にしかわこうや)元農相(78)からの世襲に当たるとの指摘には「すんなりと決まったわけではなく、苦労や困難を乗り越えて表明に至った。一般的な世襲とは違うと思う」と主張した。

 会見には西川氏を推す2区の市町議でつくる議員会の会員18人も同席。会長で自民党員の角田憲治(かくたけんじ)さくら市議は「2区をよく知る人でないと、真の地域活性化はできない」と強調した。

 2区では立憲民主党現職の福田昭夫(ふくだあきお)氏(73)も立候補を予定している。自民の調整がつかなければ、三つどもえの選挙戦になる見通しだ。