宇都宮空襲直後の市街地を再現したジオラマ=28日午後、宇都宮市江野町

宇都宮空襲を描いた絵画=28日午後、宇都宮市江野町

宇都宮空襲直後の市街地を再現したジオラマ=28日午後、宇都宮市江野町 宇都宮空襲を描いた絵画=28日午後、宇都宮市江野町

 連合栃木は28日、宇都宮市江野町のオリオンスクエアで「2021平和の集いinとちぎ」を開いた。宇都宮空襲の記録を写真や絵画、被災物品などで伝え、平和の尊さを訴えた。

 悲惨な戦争の教訓を次世代に継承するため、連合栃木が毎年開催している。コロナ禍の今年は講演会などは行わず、宇都宮空襲を語り継ぐ市民団体「ピースうつのみや」が所有する資料などを展示し、通行人らに自由に見学してもらった。

 来場者は、空襲直後の焼け野原となった宇都宮市街地を再現したジオラマや、逃げ惑う市民を描いた横10メートル、縦1.4メートルの絵画、熱で変形した羽釜などをじっくりと眺めていた。

 宇都宮市岩曽町、主婦菊地美子(きくちよしこ)さん(73)は「戦争は絶対に反対。二度と繰り返してはならないと改めて感じた」と語り、写真をじっと見つめた。

 連合栃木の吉成剛(よしなりつよし)会長(59)は「平和がなければ私たちの生活は成り立たない。若い世代へ、教訓を語り続けていきたい」と力を込めた。