土木遺産に認定された堰堤群に含まれる足尾砂防堰堤

 全国の貴重な土木構造物を顕彰する公益社団法人「土木学会」(東京都新宿区)は28日、本年度の同学会選奨土木遺産に「渡良瀬川上流域足尾の砂防堰堤(えんてい)群」を認定した。山林の荒廃で土砂災害が相次いだ日光市足尾地域には国内最大級を含む砂防堰堤が多く築造されており、同学会は「環境を視点に未来への思考を誘う重厚な土木遺産」などと評価した。栃木県での認定は18件目。

 認定された砂防堰堤群は、銅(あかがね)親水公園近くにある「足尾砂防堰堤」や1940年に完成した「井戸沢口砂防堰堤」など、築50年以上で現在も機能している13基。